バストに左右差ができる原因と改善方法を解説!
多くの女性の悩みであるバストの左右差。
小さい頃から左右差がある人、大人になってから左右差が目立ってきた人など、人によって様々です。
今回は、左右差ができてしまう原因と改善方法について解説します。
記事を読めば、バストの左右差を改善するヒントが見つかるはず。
ブラジャーの選び方や着け方もポイントとなりますので、確認しておきましょう!
【バストの左右差が出来る原因】
元々、体が左右全く同じという人はいません。
バストに左右差のある女性は、7割近くいるという調査もあるほどです。
とはいえ、バストの左右差はどうしても気になってしまうもの。
バストの左右差ができてしまう主な原因を4つ紹介します。
◎生まれつき
左右の手や足、顔などに違いがあるように、生まれつき左右のバストが違っていることも少なくありません。
バストの大きさだけでなく、乳輪や乳頭の色や形が全く同じでない場合もあります。
◎骨格の歪み
姿勢の癖や重心のかけ方などによって、骨格が歪んでしまう場合があります。
また、幼い頃からスポーツをやっている場合などには、背骨の側湾や骨盤の歪みを起こしていることも。
骨格が歪むことで、その上についている筋肉や脂肪の付き方に違いが生じ、バストの左右差につながるのです。
◎筋肉の付き方の偏り
人には、利き手、利き足があるので、左右の筋肉を全く同じように使うのは実はとても難しいことです。
日常生活での何気ない動作が積み重なって、筋肉の付き方に違いが出てしまうと、当然その上の脂肪の付き方も違ってきます。
また、よく使っている筋肉ほど硬くなりやすく、硬い方の筋肉にバストが引っ張られるようにして左右差が出ていることもあるのです。
◎授乳による影響
産後、授乳の際に授乳量や回数に左右差があると、卒乳後バストの左右差に繋がります。
赤ちゃんは、最初に加えた方からより多くの母乳を飲むので、授乳ごとに最初に加えさせるバストを変えると左右差が生まれにくくなります。
吸わせる時間も左右同じくらいになるように調整しましょう。
【体の左右差の見つけ方】
バストの左右差の原因が、バスト以外の骨格や筋肉にあることも多いもの。
体の左右差に気付くことができれば、バストの左右差を改善するためにどのようにアプローチすれば良いかがわかります。
ここでは、体の左右差を見つける方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
◎写真を撮る
正面、後ろ、右、左と、4方向から写真を撮ることで、自分の体を客観的に見ることができ、体の左右差に気付くきっかけになります。
肩の位置や骨盤の位置、膝の向きなどにも注目することで、どこに歪みや筋肉の偏りがあるのか判断できます。
◎パートナーや友達に指摘してもらう
パートナーや信頼できる友達に指摘してもらう方法もあります。
体を見て気付いたことに加え、触った感じで筋肉の硬さに左右差があるかもチェックしてもらいましょう。
◎プロに診てもらう
整体や整骨院など、プロに診てもらうと、体の左右差がより正確にわかります。
左右差を改善するためのアドバイスがもらえることもあるのでおすすめです。
【バストの左右差を改善する方法】
バストの左右差を改善する方法を7つ紹介します。
取り組みやすいものから1つずつ実践してみてください。
◎正しい姿勢をキープする
重心が左右どちらかに寄っていると、筋肉が偏り、バストの左右差として現れます。
頭のてっぺんを糸で釣られているイメージで真っ直ぐ立ち、重心を常に体の中心に置くよう意識しましょう。
◎姿勢や動きの癖を見つけて意識する
自分の姿勢や動きは無意識のうちに癖になっているので、特徴を見つけるのはとても難しいもの。
おすすめの方法は、自分の生活の一部を動画で撮影することです。
動画を撮ることで、今まで気付かなかった自分の癖に気付けます。
パソコン作業をする時に左右どちらかに傾いている、歩き方に左右差がある、利き手ばかりを酷使しているなど、何かしら発見があるはずです。
癖を見つけたらできるだけ左右均等になるよう、姿勢や動きを改善しましょう。
◎筋肉のコリをほぐす
筋肉が凝っていると、硬くなった部分にバストが引っ張られて左右差ができやすくなります。
特に利き手側の筋肉は無意識に酷使してしまうため、コリが溜まりやすいのです。
肩・脇・肋骨・鎖骨など、バスト周りの筋肉を、お風呂に入りながらほぐす習慣を付けましょう。
仕事や家事の合間にこまめにストレッチをする習慣を付けると、コリの蓄積を予防できます。
◎骨格の歪みを治す
自分では気付かないうちに骨盤が歪み、バストの左右差として現れている場合があります。
骨盤が歪むと、その上に乗っている背骨や肋骨が歪むため、バストに影響してしまうのです。
骨盤の歪みを自分で治すのは難しいので、骨盤矯正を行ってくれる整体などに定期的に通うのも一つの方法です。
◎利き手と逆の手を意識して使う
私たちは、食事をするとき、荷物を持つとき、歯磨きをするとき、シャワーを浴びるときなど、無意識のうちに常に利き手を使って生活しています。
この利き手の酷使がバストの左右差につながるので、利き手と反対の手で行える動作は意識して行いましょう。
ドライヤーなど、簡単な動作から始めてみてください。
◎リンパの巡りを促す
バストに左右差がある場合、小さい方のリンパが滞っている可能性があります。
リンパの巡りを促すことで、老廃物の運搬がスムーズになり、左右差の改善に繋がる場合があります。
リンパを流す際には、手の平から腕と脇を通って鎖骨まで、ゆっくり優しくなでるように流すのがポイントです。
お風呂に入っている時や、お風呂上がりなど、体が温まっている時に行いましょう。
◎寝る姿勢に気を付ける
横向きで寝る癖のある方は、重力によって片方のバストに負担がかかりやすくなります。
できるだけ仰向けで寝るよう意識してみてください。
仰向けで眠れない場合は、マットや枕が合っていない可能性もあります。
マットは沈み込みすぎず、硬すぎず、適度な反発があるものを選びましょう。
枕は、横から見た時に首のS字カーブがキープされ、立っている時の姿勢に近いものを選ぶのがポイントです。
【バストに左右差がある場合のブラジャーの選び方】
バストに左右差がある場合、ブラジャーの選び方には押さえておくべきポイントがあります。正しい選び方を知って、左右差の改善に繋げましょう。
◎大きいバストに合わせて選ぶ
バストで左右の大きさが違う場合には、必ず大きいバストに合わせてブラジャーを選びましょう。
小さい方のバスト側には隙間ができてしまいますので、パッドを使ってバストがブラジャー内で揺れないよう調整するのがポイントです。
小さい方のバストに合わせて選んでしまうと、大きい方のバストが型崩れを起こしたり、血行不良によって下垂したりするので注意が必要です。
◎脇高のブラジャーを選ぶ
特に小さい方のバスト側の脇肉や背中のお肉をバストに集めるように持ってくると、左右差が軽減されます。
脇高のブラジャーは、集めたお肉を逃しにくい設計になっています。
こまめにブラジャーにお肉を入れ込むことで、小さい方のバスト周りのお肉をバストに定着させやすくなるのです。
【バストに左右差がある場合のブラジャーの着け方】
バストの左右差を改善するには、ブラジャーの着け方もポイントです。
以下の2つを毎日の習慣にしましょう。
◎小さいバストからブラジャーに入れ込む
左右のバストをブラジャーに入れ込む時に、小さい方のバストから先に入れ込みます。
「小さいバスト→大きいバスト→もう一度小さいバスト」と入れ込むことで、バランスよくバストメイクできるのです。
お肉を入れ込むときは、肩甲骨に反対の手を当てて、脇を通ってバストまでお肉を持ってきます。
小さい方のバストにお肉を集めやすくなりますので、ぜひ実践してみてください。
◎バストをブラジャーにこまめに入れ込み直す
ブラジャーを朝着けただけだと、気付かぬうちにブラジャーからバストのお肉がはみ出てしまいます。
トイレに行く度にブラジャーにバストを入れ込み直す習慣を付けましょう。
この時も、小さい方のバストから入れ込み、大きい方を入れ込んで、再び小さいバストを入れ込みます。
【自分に必要なケアをしてバストの左右差を改善しよう!】
バストの左右差には、人によってそれぞれ原因があります。
自分のバストの左右差は何が原因で、どのようなアプローチをするのが良いのか、考えながらいくつかの方法を試してみてください。
左右差の原因は、バスト以外の部分にある場合も多いので、自分では気付けないことも少なくありません。