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クーパー靭帯再生可能?
切れる原因や悪習慣


クーパー靭帯が切れたら再生できる?原因と正しいケアを知って美バストを目指そう!

ハリのある美しいバストを保つために重要な役割をしているクーパー靭帯。 クーパー靭帯が切れると、バストが下垂したり型崩れしやすくなったりします。

今回は、クーパー靭帯が切れたら再生できるのか、クーパー靭帯が切れる原因や正しいケアについても解説します。
いつまでも若々しいバストをキープしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。


【クーパー靭帯とは?】

クーパー靭帯とは、バスト全体に網目状に張り巡らされた結合組織。主成分は、コラーゲンです。 9割が脂肪でできているバストの形を保つために、乳腺組織や脂肪組織を繋ぎ止める役割をしています。

美しいお椀型のバストをキープできるかどうかは、クーパー靭帯にかかっていると言っても過言ではないのです。


【クーパー靭帯を再生させるのは難しい】

クーパー靭帯はコラーゲン繊維でできており、筋肉のように伸び縮みしたり、自ら回復したりする組織ではありません。
そのため、基本的には一度伸びたり切れたりしたら再生させるのは難しいと言われています。 従って、一番はクーパー靭帯が傷まないよう予防することが大切なのです。


【クーパー靭帯が切れる5つの原因】

日常生活において、知らず知らずのうちにクーパー靭帯に負担をかけている場面は多いもの。 クーパー靭帯が切れる原因を5つ紹介しますので、予防に役立ててください。


①ノーブラやブラトップでの生活
ノーブラで過ごす時間が長かったり、ブラトップを日常的に使っていたりすると、クーパー靭帯が伸びる原因になります。 バストの9割は脂肪でできているので、筋肉のように自分で支える力がなく、重力をもろに受けてしまうのです。 あまり感じることはなくても、日常生活の中でバストは常に重力を受けて下へ下げと下がっています。

②バストを揺らす運動

運動の習慣自体はとても良いのですが、バストが揺れる激しい運動には注意が必要です。 ランニングやジャンプ動作などを伴う運動は、バストを揺らし、クーパー靭帯の伸びや断裂の原因になります。

③妊娠・出産・授乳

妊娠中から出産にかけては、通常時よりもバストが1〜2カップほどサイズアップ。 さらに産後は、「母乳が溜まって、赤ちゃんが飲んではしぼむ」これを繰り返します。 このバストの変化によって、クーパー靭帯が引き伸ばされたり切れたりしてしまうのです。 卒乳後にバストが萎んだように感じる人が多いのは、産後の授乳が大きく関係しています。


④悪い姿勢
猫背でいる時間が長いと、バストがより下へ下へと重力を受けるため、クーパー靭帯が伸びる原因になります。 デスクワークやスマホを使う時間が長い人はもちろん、家事や育児で無意識に前屈みになっていることも多いので注意しましょう。


⑤加齢

クーパー靭帯はコラーゲン繊維でできているので、加齢によってクーパー靭帯が弱くなると、伸びや断裂が起きやすくなります。 加齢には抗えませんが、できるだけ健康的に若々しくいられるよう生活習慣を整えることが大切です。


【クーパー靭帯の状態を確認する方法】
クーパー靭帯が切れても、他の靭帯が切れた時のように痛みを感じることはありません。 だからこそ、気付かないうちにクーパー靭帯に負担がかかり、バストが垂れているということが起きるのです。

自覚症状がないからこそ、日頃からバストの状態を鏡でチェックしておきましょう。 ポイントは以下の3つです。


①バストトップの位置をチェックする

理想のバストトップの位置は、二の腕のちょうど半分あたり。 体の横から見て、肘と肩を結んだラインの中間よりもバストトップが下にある場合、クーパー靭帯が伸びたり切れたりし始めている可能性があります。


②デコルテをチェックする

デコルテのふっくら感がなくなってきて、胸骨が浮き出てきたと感じたら要注意。 クーパー靭帯が伸びたり切れたりすることで、バストが全体的に下がり、デコルテがそげやすくなります。 バストのエイジングが最初に現れるのがデコルテなので、日頃からよくチェックする習慣を付けておきましょう。


③バストの形と左右の間隔をチェックする

左右のバストトップと鎖骨の間を結ぶラインが三角形になっていれば理想です。 クーパー靭帯の伸びや切れが進んでくると、バストの形が崩れやすくなります。 また、左右のバストの間隔が離れて離れ乳になることも。


【クーパー靭帯をケアする方法】

クーパー靭帯を再生させることは難しくても、適切なケアでこれ以上悪化させないことが重要です。 適切なケアを行っていれば、クーパー靭帯の伸びや切れを筋肉や皮膚でカバーすることも不可能ではありません。 クーパー靭帯のケア方法を紹介しますので、今日からできることを実践してみましょう。


◎ワイヤー入りのブラジャーを着ける

とにかくクーパー靭帯にこれ以上負担を掛けないことが大切です。 ワイヤー入りのブラジャーでしっかりバストを下から支えましょう。 ブラトップやノンワイヤーブラを使っていた人は、ワイヤー入りのブラジャーに変えて、できるだけノーブラで過ごす時間が短くなるよう心がけてください。


◎自分に合ったブラジャーを着ける

自分のバストに合ったブラジャーを選ぶために、カップやアンダーのサイズだけでなく、ワイヤーの形やカップの深さ、ストラップが付いている位置などにも注目しましょう。 自分のバストサイズを間違って認識している女性がなんと約7割という調査もあります。 必ず試着をして、フィッターさんに見てもらいながら選ぶと、自分に合ったものが選べます。


◎ナイトブラを着ける

日中は重力が下に向かってかかりますが、寝ている間はバストが横流れする方向に重力がかかります。 バストが左右に振られることによってクーパー靭帯にも負担がかかってしまうのです。

就寝中は、眠りの邪魔をしないようナイトブラで優しくバストをホールドすることが大切。 締め付けがきつすぎるものは血流やリンパの流れを妨げてしまいます。 一つの目安として、大きく深呼吸しても苦しくないものを選びましょう。


◎運動するときはスポーツブラを着ける

運動する時には、必ずスポーツブラを着けて、バストの揺れを抑えましょう。 運動強度に合わせてスポーツブラを選ぶのも大切です。 スポーツブラを着けてもバストが揺れてしまう場合には、バストバンドを上から着けるとより安定します。


◎バランスの良い食生活を心がける
クーパー靭帯の伸びや切れを補うには、バランスの良い食事をして、バストに栄養を届けることが大切です。 バストの元になっているたんぱく質、女性ホルモンや柔らかい細胞膜を作る良質な脂質(オメガ3脂肪酸)、様々な栄養素を円滑に働かせるビタミンミネラルが不足しないよう気を付けましょう。

ご飯、パン、麺類などの糖質中心の食生活は、体を糖化に傾けて老化を早めます。 糖質を全く食べないのは良くありませんが、適量にとどめましょう。

コラーゲン繊維でできているクーパー靭帯を強化するために、コラーゲンだけでなく、コラーゲン合成に欠かせないビタミンCを摂取するのもおすすめです。


◎生活習慣を見直す

生活習慣が乱れると、自律神経が乱れ、女性ホルモンの乱れに繋がります。 自律神経と女性ホルモンを司る脳の部分が同じなので、自立神経の乱れに引きずられるように女性ホルモンのバランスも崩れてしまうのです。

バストは女性ホルモンに左右されるため、女性ホルモンの分泌が乱れると、クーパー靭帯もより弱くなっていきます。

女性ホルモンのバランスを整えるためにも、規則正しい生活をして自律神経を整えましょう。 できるだけ起床と就寝の時間を崩さず、休日であっても1〜2時間程度のズレに留めることが大切。 朝起きたら朝日を浴びて、朝ごはんを食べることで、体がリセットされて自律神経が整いやすくなります。


◎バスト周りの筋肉を鍛える

伸びたり、切れたりしたクーパー靭帯を補うには、バスト周りの筋トレも効果的。 ただし、筋トレをやりすぎると、バスト自体の脂肪が減ってしまいボリュームダウンにつながることもあるので、やりすぎないことが大切です。


簡単にできるトレーニングには、以下の2つがあります。

・合掌のポーズで手の平を20回ほど押し合う。
・膝をついて腕立て伏せを10回ほどする。


◎良い姿勢を心がける

立っている時だけでなく、座っている時や歩いている時の姿勢にも気を付けましょう。 肩甲骨を寄せるようにして胸を開き、頭のてっぺんを糸で釣られているイメージで過ごしてみてください。


◎体の血流を良くする

血流が悪くなると、バストに栄養素やホルモンが届きにくくなり、エイジングが加速。 クーパー靭帯も、より衰えやすくなってしまいます。

体の巡りが滞らないよう、ウォーキングやストレッチなどを習慣にしたり、毎日湯船に浸かったりするのがおすすめです。


◎睡眠をしっかりとる

女性ホルモンや成長ホルモンは、私たちが寝ている間に最も多く分泌されます。 バストのエイジングを進めないためには、十分な睡眠時間を確保し、質の高い睡眠をとることが大切です。
個人差はあるものの、1日7時間以上寝るよう心がけましょう。


睡眠の質を高めるには以下の方法があります。

・お風呂は寝る1時間半〜2時間前に入る
・寝る1時間前からブルーライトを浴びない
・夕食は寝る3時間前までに済ませる
・寝る前にリラックスできる時間を作る
・夕方から徐々に部屋の明かりを落とす
・寝室は真っ暗にして寝る


【正しいクーパー靭帯ケアで美バストを目指そう!】

一度伸びたり切れたりすると再生が難しいクーパー靭帯。
今回紹介したケアを実践して、クーパー靭帯を伸びや断裂から守りましょう。 まずは、ブラジャーを見直すことが第一なので、自分に合ったワイヤー入りブラを見つけることから始めましょう!

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